キタマムシグサ(奇形)    

長野県 2023.6.14 画像をクリック

(仏炎苞の筒部が葉化)
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キタマムシグサ(奇形)
サトイモ科テンナンショウ属
Arisaema peninsulae Nakai subsp. boreale (Nakai) Serizawa (学名未発表)

キタマムシグサの個体変異
高原~山地の林床などにふつうに生える
高さ30~80cmの多年草。
従来、長野県でコウライテンナンショウ
呼ばれていた植物である。
仏炎苞の舷部がよりヘルメット状に膨ら
み、白条が広がって半透明になるという
形質で前種とは区別できる。
これまでコウライテンナンショウなのかア
オマムシグサなのか同定出来ずにいた
が、小澤正幸、溝口智秋両氏が、「長野
県植物研究会 」会誌 (2006)で発表、抱
いていた疑問が解けた。
今年、長野県で観察した個体は仏炎苞
の筒部が葉化していた。


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